こんにちは、風水コンサルタントのえらせんです。
今日は、仏壇の正しい置き方と、仏壇にまつわるNGな行動についてお話ししたいと思います。
仏壇はどこに置くべき?
昔は、仏壇は家の西側の部屋に置かれ、東に向けるか、北を背にして南に向けるのが一般的でした。これは、仏教において極楽浄土が西にあるため、仏壇に向かって手を合わせることで、極楽浄土に祈りを捧げることができると考えられていたから。
でも最近では、家族が集まるリビングに仏壇を置くご家庭も増えています。先祖も家族の一員として一緒にいたいという思いから、こういった選択をする人が多いのだそう。仏壇の置き場所よりも、先祖を思う気持ちが大切なのかもしれません。
仏壇にまつわるNGな行動って?
さて、仏壇を置く場所は柔軟に考えてもいいと思いますが、絶対にやってはいけないNGな行動もあるんです。
1: 仏壇の上に神棚を設置する
神様は不浄を嫌うため、神棚の下に仏壇を置くのはNGです。
2:仏壇の中に神社のお札を入れる
神社のお札も、仏壇の中に入れるのはNGです。お札を祀るなら、床の間がおすすめです。
3:仏壇の中が散らかっている
仏壇の中は、いつも清潔に保つことが大切。散らかっていると、何かとトラブルが多くなります。
4:お供えが傷んでいたり、枯れたままになっている
お供えのお花が枯れていたり、お供えを怠っているのもNGです。毎日のお供えが難しい場合は、決まった日に必ず行うのがいいとされています。
大切なのは、感謝の気持ち
仏壇の置き方やNGな行動もさることながら、一番大切なのは、先祖に対する感謝の気持ちです。
ある寺院の住職さんが、修行時代に学んだ言葉に「神は荘厳から」というのがあるそうです。荘厳とは、お寺を丁寧に掃除して整えること。つまり、お寺が綺麗に整っていれば、自然と手を合わせて祈ることができるという教えだそうです。
仏壇も同じで、きれいに整えることで、自然と先祖に手を合わせる気持ちになれるのかもしれませんね。
まとめ
仏壇の置き方は、ご家庭によって柔軟に考えてもいいと思いますが、NGな行動には気をつけたいものです。
- 仏壇の上に神棚を置かない
- 仏壇の中に神社のお札を入れない
- 仏壇の中を散らかさない
- お供えを怠らない
そして何より、先祖に対する感謝の気持ちを大切にすることが、一番のポイントなのかもしれません。仏壇を清らかに保ち、感謝の気持ちを忘れずに、先祖を大切にしていきたいですね。
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